【があ子の自転車ザンマイ】トラブルに強い自転車部品の選び方。[第30号]  このメールマガジンは、「があ子の自転車ザンマイ」の読者の方、 および「まぐまぐ!」に登録してくださった方に配信しております。 があ子の最新自転車ツーリング情報をお届けいたします。  メールマガジンの登録・解除は、以下のアドレスまでお願いいた します。(ご不要の方は、以下のアドレスから簡単に解除できます) メールマガジンの登録・解除のアドレス http://hatsu.atnifty.com/mail/mail.html があ子の自転車ザンマイ http://hatsu.atnifty.com/ (※混雑時に接続できないことがあります。このようなときは、お 手数をおかけいたしますが、少し時間をおいてから、再度、接続し ていただけますようお願いいたします) ----------------------------------------------------------- 【があ子の自転車ザンマイ】があ子のメールマガジン[第30号] 2005年05月14日(土)発行 トラブルに強い自転車部品の選び方。  楽しかったゴールデンウィークもあっという間に終わってしまい ました。休暇中に真っ黒に日焼けした腕や顔から、ぽろぽろと皮が 剥がれてきて、会社で毎日、恥ずかしい思いをしています。みなさ まは、いかがお過ごしでしょうか。  わたしの勤めている会社では、ゴールデンウィーク直前、“カレ ンダー通り出社しなければならない”と、社員に通達があり、1週 間のバラ色のバカンスが、あわや泡と消えるところでした。でも、 間一髪のところで、上司の課長が課員全員の身代わりに出社すると 言ってくれて、わたしは無事にお休みをいただくことができました。 課長さん、ありがとうございました! 自転車の故障を乗り切る  さて、1週間の休暇をいただいたわたしは、輪行袋に自転車を詰 めて、山陽方面へと新幹線に乗って出かけました。ツーリングの詳 しい内容は、また追ってウェブ上でご紹介させていただきますね。 今回のように、遠くへツーリングに出かけるとき、いつも気になる ことがいくつかあります。ひとつは天気。もうひとつは自転車の故 障です。  天気ばかりはどうしようもありませんが、ツーリング先で自転車 の故障が起きたときは、なんとかうまく対処して、ツーリングを続 けたいと思うのが心情です。せっかく輪行袋を担いで遠くまで来た のに、自転車が壊れて乗れないという事態は、なんとかして避けな ければなりません。  タイヤがパンクしたり、チェーンが切れたり、転倒してブレーキ レバーが折れたりするなど、消耗部品のよくある故障なら、予備の タイヤやチューブ、チェーン、ブレーキレバーなどを持参するか、 予めお宿に着替えなどといっしょに宅急便で送っておくという方法 で対処できます。  予備のチューブと空気入れくらいは、最低限、自転車に取り付け ておくべきアイテムですが、1週間以上の長期ツーリングの場合は、 1本や2本のチューブでは足りなくなる恐れがあり、少し多めに用 意しておいてもいいでしょう。 予備の自転車を持っていく?!  しかし、リムや車軸、クランク回り、フレームなど、車体そのも のや基幹部品については、気軽に予備の部品として持参していくわ けにはいきません。もし、車輪やフレームを持っていくくらいなら、 もう一台、自転車を予備で持っていった方が、部品を交換したり、 修理する手間がかからずにいいと思うほどです。  さすがに、プロの自転車ライダーがレースに参加するわけではな いので、大半のライダーは、実際に乗る自転車とは別に、予備の自 転車を持っていくわけにはいきません。わたしの場合、長期ツーリ ング用の自転車は1台しか持っていないので、そもそも予備の自転 車を持っていません。  そう思っていたところに、とても納得させられるお話しを聞きま した。「デファクトスタンダード」(事実上の標準)になっている 部品を積極的に使えば、ツーリング先で基幹部品が壊れても、修理 できる可能性が高まるというのです。なるほど、と思いました。  つまり、リムや車軸、クランク回り、フレームなど、できるだけ 自転車業界の事実上の標準になっている規格を採用することで、ツ ーリング先の自転車店などで、互換性のある部品を在庫している可 能性が高まるというわけです。  「があ子の自転車ザンマイの掲示板」でお馴染みのベテランライ ダー・自転車小僧さんは、「長期ツーリングに出かける自転車には、 安全策として汎用的な部品を使う」と、標準規格の部品を意識的に 使うことで、旅先での修復可能性が少しでも高まるよう心掛けてい るとのことです。 特殊な部品を避けてシンプルに  たとえば、リムの場合、マウンテンバイクなら直径26インチ、 ロードバイクなら同700ミリというように、デファクトスタンダ ードになっている規格であるならば、多くの自転車店で代替部品を 在庫しているはずです。近年のマウンテンバイクブームの影響か、 マウンテンバイク系の部品が、自転車店にすっかり浸透していると いうお話しを聞いたことがあります。  リムに取り付けるスポークやハブについても、メーカーの工場内 で特殊な組み合わせをしたものより、自転車店の方が手で組み上げ る方式の方が、修復をしやすい構造になっています。店員さんが、 よく普及している工具を使って組み上げたリムならば、他の自転車 店でも同様の組み上げを再現できる可能性が高いと思います。  自転車メーカーの工場で、特殊な機械やメーカー独自の規格に基 づいて組まれたホイールは、修理するのに特殊な工具が必要になっ たり、補修部品がメーカーにしか在庫していない場合が多いことも 考えられます。  クランクや軸受けなどを含むクランク回りについても同様のこと が言えますし、フレームがについても特殊な繊維素材(カーボン素 材)を使ったものよりも、汎用的なアルミや鋼材を使ったものの方 が、溶接などによる修復の可能性が高まります。自動車やトラック 修理工場などでは、簡易的な溶接の設備を備えていることもあり、 たとえフレームに亀裂が入ったとしても、そこで応急的な措置をし てもらえるかも知れません。  また、ダウンヒルタイプのマウンテンバイクに多く見られる複雑 なフルサスペンション機構などについても、「ツーリング現場での 修復可能性が低い」(自転車小僧さん)と、できる限りシンプルな 構造にすることが重要なポイントだと指摘しておられます。部品に ついても、デファクトスタンダードの多用や、同じメーカーの同じ タイプの部品を日常的に使い込むことで部品の癖を日頃から把握し、 「いざ故障したときの応急処置の方法を掴んでおく」(同)ことも 大切だということです。 走行距離に応じて早めに部品を交換する  別の方法として、累計の走行距離を記録しておき、定期的に部品 を交換する方法もあります。たとえば「1000キロメートル走っ たらワイヤー類とブレーキシューを交換」「2000キロ走ったら チェーンを交換」「3000キロ走ったらリムと車軸を交換」など と、距離に応じて、実際に不具合が出る前に部品を交換してしまい ます。  これは、自動車や航空機などでも用いられている保守メインテナ ンス方式だと聞いたことがあります。ただ、何キロ走ったら、どう いう部品を交換すればいいかといった基準が明らかになっていない のが難点です。自転車メーカーの開発者なら「この部品は○○キロ の走行まで耐えられるように…」などと、予め仕様を決めて製造し ているはずなのですが、こうした情報は一般には公開されていない ようです。  できれば、車軸は何キロメートル、クランク軸は何キロ、ハンド ル軸は何キロ、チェーンは何キロなどと、部品単位の耐用走行距離 を、製造メーカーが明示してくれると、それに沿って、早めに部品 の交換ができて便利だと思います。  自転車や航空機に比べて、自転車の場合、部品の不具合が発生し ても、すぐに人命に直結するほど速い速度で走らないし、基本的に 1台に1人しか乗らないため、詳細な耐用基準は「必要ない」という 意見もあるかと思います。  とはいえ、自転車は人が乗るものであり、かつ歩行者が歩く一般 公道を走ることなどを考えると、安全対策として自転車業界が自主 的に共通の耐用基準を設け、どの部品がどれだけその基準に準拠し ているのかをメーカーが自ら積極的に公開するのも、決してマイナ スにはならないと思います。  自転車関連のトラブルを心配し始めると切りがありませんが、大 きなトラブルなく走れるよう、日頃からのメインテナンスに気を配 りたいですね。 ------------------------------------------------------------ 【最新の更新をご案内いたします】 ◆関西の箕面山と有馬富士に心打たれる−関西名山めぐり特集− 【後編】三田一の名山・有馬富士の勇姿に感動する。  関西名山めぐりの第2日目は、三田市(さんだし)の有馬富士を 目指しました。有馬富士は、有馬富士森林公園の中にある標高37 4メートルの山です。美しい円錐(えんすい)型をしていることか ら“三田一の名山”と称され、広く地域の方々に親しまれています 。(05年05月07日更新) http://hatsu.atnifty.com/kansai/kansai02/kansai02.html 【番外編】伊丹の歴史ある昆陽池で水鳥の声を聞く。  関西名山めぐりの最終日は、帰りの新幹線の時間が迫っているた め、山間部には行かず、都会のオアシス・昆陽池(こやいけ)の水 鳥を見に行きました。昆陽池は、奈良時代の灌漑施設の遺構として 歴史的な価値が高いだけでなく、冬になると多くの水鳥が飛来する ことで有名です。(05年05月07日更新) http://hatsu.atnifty.com/kansai/kansai03/kansai03.html [その他の更新など] ・「扉絵集」を更新しました。 [があ子の自転車ザンマイについて]  があ子が運営している自転車ツーリングのサイトです。首都圏を 中心としたツーリングレポートを掲載しています。写真や音声を多 用し、臨場感あるページに仕上げています。自転車に関する情報を 続々発信していきますので、ご愛読いただければ幸いでございます。 ご意見、ご感想をお待ちしております。相互リンクも募集中です。 [があ子のメールマガジンについて]  「があ子の自転車ザンマイ」の更新情報を中心としたメールマガ ジンです。新しく更新したページの概要などを、電子メールでお知 らせいたします。また、ウェブには掲載できなかった逸話や最新自 転車ツーリング情報なども、あわせてお届けいたします。発行回数 は不定期で、おおよそ1〜2週間に1通程度です。 ----- があ子 cxx02360@nifty.com ウェブ http://hatsu.atnifty.com/ ---------- 本ウェブの掲載の記事・写真の無断転載はご遠慮下さい。 Copyright 2003 Gaako Cycling Club. All rights reserved.