【があ子の自転車ザンマイ】自転車ライダー台湾民宿事情[第36号]  このメールマガジンは、「があ子の自転車ザンマイ」の読者の方、 および「まぐまぐ!」に登録してくださった方に配信しております。 があ子の最新自転車ツーリング情報をお届けいたします。  メールマガジンの登録・解除は、以下のアドレスまでお願いいた します。(ご不要の方は、以下のアドレスから簡単に解除できます) メールマガジンの登録・解除のアドレス http://hatsu.atnifty.com/mail/mail.html があ子の自転車ザンマイ http://hatsu.atnifty.com/ (※混雑時に接続できないことがあります。このようなときは、お 手数をおかけいたしますが、少し時間をおいてから、再度、接続し ていただけますようお願いいたします) ------------------------------------------------------------ 【があ子の自転車ザンマイ】があ子のメールマガジン[第36号] 2005年09月26日(月)発行 自転車ライダー台湾民宿事情。 秋の自転車シーズン真っ盛りですが、いかがおすごしでしょうか。 今回は民宿関連の話題で、前号と合わせて2本立ての構成となりま す (^。^) 台湾の民宿は?  前回、9月24日(土)発行のがあ子のメールマガジン「宿泊して 距離を伸ばそう−第35号−」では、民宿を活用した自転車ツーリ ングについてお話しさせていただきましたが、今回は台湾の民宿の お話しです。  があ子の掲示板で、自転車で台湾をツーリングするお話しが出ま したので、台湾の民宿の状況について、台湾に住む友人に詳しく聞 いてみました。台湾にも民宿があり、インターネット上にも台湾各 地の民宿を紹介する情報がたくさん掲載されています。しかし、日 本と台湾の民宿の間で、共通するところも多い反面、共通しないと ころもたくさんあることが分かってきました。  まず、民宿の存在する場所ですが、首都圏の場合ですと、伊豆 (静岡)や箱根(神奈川)、大島・八丈島(東京)、石和温泉(い さわおんせん=山梨)、八ヶ岳周辺(長野、山梨)、長瀞(ながと ろ=埼玉)など有名な観光地に多く密集しています。東京都心部な ど自然が乏しい大都市圏に住む人たちは、自然豊かな郊外でおいし い空気を胸いっぱいに味わいたいという要望が大きく、週末になる と各地の民宿がこうした都市部からの客で賑わいます。  台湾でも状況はほぼ同じで、台湾最大の都市・台北市(たいほく し)の近隣にある観光地にはたくさんの民宿があり、週末や休日な どは、都市部からの客が数多く泊まりに来るそうです。台北市の周 辺の台北県(日本では23区を除く東京都内の市町村に相当)や隣 県の宜蘭県(ぎらんけん)、東部の花蓮県(かれんけん)などが観 光地が多い県として有名です。  「民宿」という漢字も同じで、郊外の観光地に立地しているなど 共通点は多いですが、台湾の友人に話しを聞いていくうちに、日本 の民宿と台湾の民宿の違いが徐々に分かってきました。  まず価格体系が大きく違います。日本の民宿の平均的な宿泊料は 1泊朝夕2食付きで7000円ほどですが、台湾の民宿の宿泊料は 朝食付きまたは素泊まりで1泊2000−3000元(日本円約6 800−1万0200円)ほどするのです。日本の民宿の素泊まり の平均的な料金が5000円ほどなので、これと比べると割高です。 台湾の民宿は実は割安!  台湾の宿泊施設全体の料金が高いのではありません。台湾で安い ビジネスホテルだったら2000元(日本円約6800円)ほどで ありますので、台湾の民宿の値段が、日本の民宿に比べて全体的に 高いということになります。  ただ、ここにひとつカラクリがあるのです。日本の民宿は“1人 あたりの料金”であることがほとんどですが、台湾の民宿は“1部 屋あたりの料金”であることが多い点に注目しなければなりません。  1つの部屋は、日本の民宿と同様、2−3人が宿泊できるため、 台湾の民宿は1人で泊まると割高ですが、複数の仲間と泊まると逆 に割安になります。たとえば、台湾の民宿で3人泊まれる部屋が1 泊日本円1万円だったとします。1人で泊まれば1万円ですが、2 人で泊まれば1人あたりの値段は5000円となり、日本の民宿の 素泊まりと同様の価格帯となり、3人で泊まれば3333円と日本 の民宿よりも割安となります。  なぜ1部屋あたりの価格で宿泊料が決まっているのかはよく分か りません。恐らく、旅行に行くときは、1人で旅行するケースより も、家族や友人など複数で旅行することの方が多いため、こういう 複数人での旅行需要に対応したものだと思います。1人あたりの価 格で宿泊料を設定すると、人数が多くなればなるほど料金が高くな ってしまい、割高感の印象を与えてしまうのを避ける意味があるの かも知れません。  さらに、特別な宿泊料金が設定されています。この設定はベット (床)を加えるという意味の中国語「加床」(かしょう)と言って、 1部屋の定員数以上の人間が宿泊するときに支払う料金です。  たとえば、3人で旅行をしていて、3人部屋が1泊日本円1万5 000円と割高だったとします。一方、2人部屋ならば1泊1万円 で宿泊できるとします。もし、その民宿が「加床」というルールを 設定していて、加床1人あたり2500円だったとすれば、2人部 屋を選択して、1人は加床にすれば、3人部屋を選択するよりも割 安になります。 [“加床”を適用して2人部屋を割安に利用] ◆3人部屋 → 1万5000円 (1人あたりの価格5000円) ◆2人部屋+1人加床=1万2500円 (1人あたりの価格4166円)  加床の料金は、2人部屋と3人部屋の価格差よりも小さく設定し ているため、3人で泊まる場合は、2人部屋+1人の加床にした方 が価格が安くなるとのことです。台湾の友人に聞いたところによる と、加床されるベットは、マットを部屋の床(ゆか)の上に置いた もので、簡易式ながら心地よく寝られるそうです。 文化の違いもある。  細かい話しになりますが、台湾の民宿は、日本の民宿のように畳 (たたみ)の上に布団を並べて寝る様式ではありません。欧米のよ うにベットで寝ます(正確には中国のようにベットで寝ると言うべ きなのですが、欧風化の流れもありますので、ここで欧米式と言わ せていただきます)。  日本の民宿では、畳に布団なので寝る様式に特段の注意は必要あ りませんが、台湾の民宿では、ベットの形態を確認しておく必要が あります。たとえば、「2人部屋」のベットの形態は大きなダブル ベットが置いてある場合と、シングルベットが2つ置いてある場合 に別れます。ラブラブの新婚さんだったらダブルベットもいいかも 知れませんが、男同士の自転車ツーリングでダブルベットはキツイ ものがあると思います。この点は事前に確認しておく方がいいと思 います。  また、加床の料金制度を導入していない民宿もありますし、まれ に「1部屋いくら」の料金制度ではなく、日本式の「1人いくら」 の料金制度もありますので、事前によく確認しておくことが求めら れます。  台湾の民宿は、朝食付きまたは素泊まりが中心ですが、中には夕 食を出してくれるところもあるそうです。夕食付きの民宿が少ない 背景には、台湾は一般的に料理店が多く、日本のように食べるとこ ろに困ることは少ないからなのかも知れません。世界に冠たる中華 料理の流れをくむ台湾料理は奥が深く、台湾人の食に対するこだわ りなど文化的な要素も、食べるのに困らない環境をつくりだしてい るのだと思います。  台湾は、日本のすぐ隣にある先進的な国(地域)で、日本統治時 代の歴史的経緯から日本人を知る人「知日派」が多い国としても有 名です。主に台湾語と中国語が使われていますが、ご年配の方は日 本語がとてもお上手です。若い世代の方たちとも漢字で筆談すれば、 だいたいのことは通じますので、旅行程度なら言葉の壁は比較的低 いと言えます。  最後に、日本と台湾の宿泊施設の比較を示した参考資料と台湾の 民宿を紹介した中国語のウェブサイトのアドレス(※)を添付しま す。機会があれば、いつかわたしも台湾を自転車でツーリングして みたいと夢見ています。 [参考資料:台湾と日本の宿泊施設の比較] ◆台湾の民宿(みんしゅく)  欧風または台湾風のペンション。郊外の観光地や温泉郷などに多 い。日本の民宿は純和風がほとんどなので、同じ民宿でも、雰囲気 としては日本のペンションに近いかも知れません。 ◆旅館(りょかん)、酒店(しゅてん)、飯店(はんてん)など。  洋式の高級ホテル。日本では、旅館=和式ホテル、ホテル=洋式 ホテルという印象がありますが、台湾では和式、洋式の区別はなく、 すべて洋式です。 ◆商務旅館(しょうむりょかん)  ビジネスホテル。 ◆B&B(ビーアンドビー)  ベット&ブレックファースト式で、宿泊と朝食しかない簡易宿泊 施設。台湾でも一部にこうした方式を導入している宿泊施設がある そうです。 [参考資料:台湾の民宿を紹介するウェブサイト(中国語)] (※中国語のウェブサイトは、インターネットブラウザ(閲覧ソフ ト)に中国語フォントがインストールされていないと見られません ので注意してください) ◆民宿王(みんしゅくおう) http://www.minsuking.com/ ◆台湾民宿通(たいわんみんしゅくつう) http://www.minsu.com.tw/ ◆宜蘭県郷村民宿発展協会 (ぎらんけんきょうそんみんしゅくはってんきょうかい) http://www.ilanbnb.org.tw/ ------------------------------------------------------------ 【最新の更新をご案内いたします】 ◆青い海、初夏の淡路島をくまなく走る。【全5編】 淡路島総力特集 【5】海が裂けた!鳴門うず潮の力に圧倒。  淡路島最大の観光スポット“うず潮”を見に行きました。鳴門海 峡の潮の満ち引きのタイミングに合うように自転車のペダルを回し、 当初の狙い通り、海が裂けるような巨大な海流とうず潮を目の当た りにすることができました。淡路島の福良港(ふくらこう)から出 航する観光船に乗ってうず潮を間近で見れたときは、あまりの雄大 さに感動しました。(05年9月26日更新) http://hatsu.atnifty.com/awaji/awaji05/awaji05.html [その他の更新など] ・「扉絵集」を更新しました。 [があ子の自転車ザンマイについて]  があ子が運営している自転車ツーリングのサイトです。首都圏を 中心としたツーリングレポートを掲載しています。写真や音声を多 用し、臨場感あるページに仕上げています。自転車に関する情報を 続々発信していきますので、ご愛読いただければ幸いでございます。 ご意見、ご感想をお待ちしております。相互リンクも募集中です。 [があ子のメールマガジンについて]  「があ子の自転車ザンマイ」の更新情報を中心としたメールマガ ジンです。新しく更新したページの概要などを、電子メールでお知 らせいたします。また、ウェブには掲載できなかった逸話や最新自 転車ツーリング情報なども、あわせてお届けいたします。発行回数 は不定期で、おおよそ1〜2週間に1通程度です。 ----- があ子 cxx02360@nifty.com ウェブ http://hatsu.atnifty.com/ ---------- 本ウェブの掲載の記事・写真の無断転載はご遠慮下さい。 Copyright 2003 Gaako Cycling Club. All rights reserved.