《能登半島特集〜その2−1〜》
能登半島から能登島へ渡る【前編】。
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能登、第1日目は快晴!(◆の段落か写真をクリックすると拡大写真が見られます)
走行ルートの全体図です。地図をクリックすると拡大します。

 能登半島・自転車旅行、第1日目は、能登島に行くことにしました。能登島は、七尾湾に浮かぶ人口約3300人の小さな島です。1日あれば、自転車で島を一周できます。わたしは、穴水町にお宿をとりましたので、能登島までの片道約20キロを自転車で走ってから、橋をわたって能登島に上陸しました。

 能登島までの往復で約40キロ、能登島を一周するのに約40キロで、この日は合計で80キロあまりを走りました。本編の「能登半島から能登島へ渡る【前編】」では、能登島に渡るまでの林道を紹介し、「同【後編】」では、能登島を一周したようすを紹介します。

 昨日、飛行機で東京から来るときは、どんより曇っていました。しかし、きょうは、すばらしい晴天に恵まれました。眩しい日の出で目が覚めて、そこから、お腹いっぱい、朝ご飯をいただいてから、能登島に向けて出発しました。天気のいい日は、目に映るすべてが輝いて見えます。この日の朝は、油で磨いた自転車でさえ、きらきらと光っていました。


【穴水町に差し込む眩しい朝日で起床】
〜写真および文字をクリックすると拡大します〜
 能登半島・自転車旅行の第1日目。すばらしい好天に恵まれました。この写真は、東の空から太陽が昇ってくるところを、穴水町の民宿の窓から撮ったものです。穴水町は、何本かの水路が走っていて、民宿のすぐそばにも水路がありました。 押すと写真が出ます。
 同じ民宿の窓から、こんどは西の方角を写してみました。朝日に照らされた水路や草木が、きらきらと輝いています。この写真には写っていませんが、水路沿いに、サギが何羽も飛んでいました。水路の水の透明度は高く、泳いでいる小魚まで、よく見えます。押すと写真が出ます。
 朝日が昇るころのわたし。見ての通り、まだ、ぐっすりと眠っています。窓に朝日が差し込んできて、ようやく目が覚めてきました。昨日、東京からの飛行機がよほど疲れたのか、この日の睡眠時間は、すでに10時間近く…(笑)。このため、朝日を浴びての目覚めは、とても気持ちよかった。押すと写真が出ます。
 朝日を浴びて、きらきらと輝き始めるのは、なにも、山や川、草木ばかりではありません。油で磨き上げたわたしの自転車も、光を放ち始めます。昨日の夜のうちに、輪行袋から出して、組み立てました。幸い、走行に支障が出るような損傷はありませんでした。自転車はお宿の玄関に停めさせてもらいました。押すと写真が出ます。
 起き出したわたしは、もう、すっかりお腹ぺこぺこです。さっそく、お宿で朝ご飯をいただきました。澄んできれいな空気や水でつくったご飯は、格別においしい。ほくほくと、白いご飯が、かぎりない満足感を与えてくれます。勢いづいて、ごはんのおかわりは、3杯もいただきました。押すと写真が出ます。


林道を通って能登島へ。(◆の段落か写真をクリックすると拡大写真が見られます)
走行ルートの詳細図です。地図をクリックすると拡大します。

 穴水町から能登島に行くには、3つのルートがあります。七尾湾に面して走る国道249号線、山のなかを走る能登道路(有料道路)、能登道路と平行して走る林道(河内藤瀬線)です。

能登道路は、能越自動車道(高速道路)と接続している有料道路で、おそらく自転車では走れません。次に国道249号線。これは、大型ダンプがびゅんびゅんと爆走する道路なので、できるなら走りたくありません。わたしは、多少、おおまわりですが、林道を走ることにしました。(右の詳細地図を参照)

 ◆わたしは、穴水町から、陸橋になっている能登道路の下をくぐって、林道に入りました。右の詳細地図では、青い線が能登道路を示し、わたしが走った林道は、赤い線で記してあります。この写真は、能登道路の下をくぐったところで撮りました。押すと写真が出ます。

細いけれど、舗装状態がよく、車の通りが少ない、すばらしい林道。

 能登道路をくぐったあと、ぽつんぽつんと民家が続きますが、やがて道は田畑のなかを通り、林道へと続きます。わたしの読みは正解でした。農耕作業のために、地元の人が、たまに軽自動車で通り過ぎる以外は、ほとんど車の通りがありません。まるで、自転車ツーリングのためにあるような美しい舗装林道で、ペダルを漕ぐ足にも力が入ります。

 以下に、穴水町から、林道に続くまでの写真を、(1)〜(5)に掲載します。

 (1)◆ぽつんぽつんと点在する民家のなかを走る県道にて。この写真は、穴水町からほど近いところで撮影しました。押すと写真が出ます。

 (2)◆民家を抜けると、県道は田畑のなかに入っていきます。稲は、刈り入れが終わるか終わらないかの時期でした。まだ、金色の稲穂をつけた田圃もあります。押すと写真が出ます。

林道を元気よく走る。暖かい木漏れ日が気持ちいい。

 (3)◆田畑を抜けると、いよいよ林道に入ります。林道の両脇には杉畑が続きます。この林道は、能登道路と、ほぼ平行に入っています。見ての通り、細い道で、車は、ますます通らなくなりました。押すと写真が出ます。

 (4)◆林道の全景を写してみました。どこまでも、こんな感じの林道が続きます。まだ、朝、早いこともあり、鳥の鳴き声が、あちこちから聞こえてきます。押すと写真が出ます。

 (5)◆わたしは、林道を元気よく走りました。穴水町から能登島の入り口までの中間地点には、「別所岳」(べっしょだけ)という標高358メートル程度の小さな山があります。別所岳を越えるまでは、なだらかな登り道が続きます。舗装状態がよく、傾斜も少ないため、気持ちよく、いい汗をかきながら、坂道を駆け上がることができました。押すと写真が出ます。


芸術家のおじさんに会う。(◆の段落か写真をクリックすると拡大写真が見られます)

 別所岳を越えて、下り坂に差し掛かろうとしたところで、巨大なアヒルを発見しました。そのアヒルは、植木を剪定(せんてい)して、形作られたものでした。アヒルの高さは、155センチのわたしの背よりも大きいくらいです。自転車を停めて、アヒルを見てみると、その隣には、カメを形取った樹木があり、他にも、弓矢を持った案山子(かかし)、岩でできたダルマを見つけました。すると、近くにいた、アヒルの飼い主のおじさんが「見ていくかい?」と声をかけてくれました。

【別所岳を越えたら、巨大なアヒルが!】
〜写真および文字をクリックすると拡大します〜
 おじさんは、村上さんといい、ここ別所岳の近くに住んでいます。巨大なアヒルは、この写真で、わたしと村上おじさんの立っている位置の真ん中にあります。緑色をしているので、あまり目立ちませんが、目を凝らして写真を見ると、大きいアヒルが見えてきます。どう? 見えましたか?押すと写真が出ます。
 わたしの背よりも大きいアヒルと、いっしょに記念撮影。このアヒルは、1本の木でできており、ここまで大きくするまで30年もかかったとのことです。いまも成長しており、アヒルは年々大きくなっています。このアヒルの反対側に、大きなカメの形をした木がありました。押すと写真が出ます。
 村上おじさんが彫った石のダルマを挟んで、記念撮影をしました。樹木の剪定だけでなく、石材を使った彫刻もお手の物です。また、前回の町長選挙では、立候補された方全員に、もれなく、「当選したら、このダルマの目を入れるよ」と声援を送ったそうです(笑)押すと写真が出ます。
 この溶岩は、火山口から吹き飛んだとき、高速で回転しました。その遠心力で、中心部が縁側に寄り、空洞ができたということです。村上おじさんは、中空の溶岩を見つけ、半分に割って、小さな水槽をつくりました。この日は、たまたま雨カエルが遊びに来ていました。押すと写真が出ます。
 村上おじさんが制作した案山子(かかし)。普通の案山子とは、ちょっと違います。そう、“弓”を持っている(笑)。この弓の効果で、禽獣に田畑を荒らされないといいます。つまり、人が、弓で狩りをしていた時代のことを、鳥や獣は、いまだに覚えているってことかな?!押すと写真が出ます。



この真新しい道路の向こうに、能登島へ続く吊り橋「ツインブリッジのと」がある。

 お庭に飾ってある作品を、たくさん見せてくれた村上おじさんにお礼を言って、わたしは、能登島に向かいました。林道(河内藤瀬線)を抜けると、能登島へ続く県道(県道23号線)に出ます。この県道沿いに、再び、能登道路の高架下をくぐり、七尾湾方面に向かいました。

 七尾湾に浮かぶ能登島へ行くには、「ツインブリッジのと」という大きな橋を越える必要があります。この橋は、99年に開通した全長620メートルの吊り橋です。左の写真は、ツインブリッジのとに続く県道です。坂道を登ると、国道249号線との交差点に出て、そこには「なかじまロマン峠」という名前の休憩所があります。

 ◆この写真は「なかじまロマン峠」で撮ったものです。本編「能登半島から能登島へ渡る【前編】」は、ここまで。このあとの「同【後編】」では、いよいよ、吊り橋をわたって、能登島を走ります。押すと写真が出ます。

 次は、「能登半島から能登島へ渡る【後編】」に続きます。ここをクリック!



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