《能登半島特集〜その2−2〜》
能登半島から能登島へ渡る【後編】。
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「ツインブリッジのと」をわたる。(◆の段落か写真をクリックすると拡大写真が見られます)
【後編】の詳細地図です。全体をご覧になるときは【前編】の地図をご参照ください。クリックすると拡大します。

 本編は、「能登半島から能登島へ渡る【前編】」に続く「同【後編】」です。わたしは、能登半島と能登島とのあいだにかかる橋「ツインブリッジのと」をわたり、能登島に上陸しました。「ツインブリッジのと」は、能登島にかかる2本の橋のうちのひとつで、全長620メートルの吊り橋です。99年に開通した、比較的新しい橋です。

 わたしは、国道249号線と「ツインブリッジのと」(以下・ツインブリッジ)に通じる県道との交差点にある休憩所「なかじまロマン峠」から、七尾湾に向けて自転車を走らせました。「なかじまロマン峠」は、「峠」という名前のとおり、高台にあります。ツインブリッジまでは、なだらかな下り坂が続きます。勢いよく飛ばしていると、目の前に、巨大な吊り橋が現れました。以下に、ツインブリッジの写真を掲載します。


【大きな吊り橋・ツインブリッジのと】
〜写真および文字をクリックすると拡大します〜
 「なかじまロマン峠」から下ってくると、ツインブリッジが見えてきました。全長620メートルの吊り橋は、予想していたよりも大きく見えました。橋のたもとには、見晴台となる櫓(やぐら)が組んであり、その隣には、小さな売店がありました。押すと写真が出ます。
 わたしは、やぐらの組んである見晴台のところまで行きました。ツインブリッジは、全体的に白い色をしており、2本の大きな支柱から伸びる数多くのロープで吊られています。橋の支柱の背は高く、橋全体を高い位置に吊し上げています。このため、橋の下は、相当大きな船でも通れる空間があります。押すと写真が出ます。
 やぐら(見晴台)の上に登ってみました。視界が広がり、ツインブリッジと七尾湾を見わたせるようになりました。冬場の日本海は、強い西風で、荒れることが多いと聞きますが、七尾湾は、奥まっているため、年間を通じて穏やかな海だと思います。海面は、太陽の光を受けて、きらきらと反射しています。押すと写真が出ます。
 ツインブリッジといっしょに記念撮影。この日、橋をわたる車の姿は、ほとんど見られず、のんびりとした雰囲気でした。やぐらのある休憩所のまわりは、よく手入れされた芝や垣根が植えられていました。海風の音と、ときおり聞こえる鳥の声が、心地よい気分にさせてくれます。押すと写真が出ます。
 ツインブリッジの真ん中まで走ってきました。ここには、支柱からのケーブルがなく、視界を遮るものはなにもありません。海の上を流れる風が多少きついですが、すばらしい眺めを楽しむことができます。でも、車を運転している人は、くれぐれも脇見運転しないでね。わたしの後ろは、七尾市の和倉温泉がある方向です。押すと写真が出ます。


能登島へ上陸。(◆の段落か写真をクリックすると拡大写真が見られます)
ツインブリッジから能登島にわたって、しばらくしたところに休憩所がありました。写真中央より、やや右よりにある五角形の屋根をした東屋(あずまや)が休憩所。

 ◆ツインブリッジから、和倉温泉(七尾市)方面を望んだ写真です。写真では、あまりよく見えませんが、七尾湾の向こうに、和倉温泉のホテル街が、肉眼で見ることができます。押すと写真が出ます。

 ◆ツインブリッジから、穴水町(能登空港)方面を望んだ写真です。写真でも分かるように、ツインブリッジは、相当、高い位置にかけられています。このため、日本海から吹き付ける強風の影響を受けやすいように思いました。能登半島そのものが、たまり高い山がないため、日本海の強風は、能登半島をこえて、ここまでやってくることが考えられます。押すと写真が出ます。

 ◆能登島にわたってから、しばらく走ると、休憩所がありました。五角形のあずまやが建てられていて、周辺は小さな公園のように整備されています。わたしは、ここでお昼ごはんを食べることにしました。リュックサックに入れて持ってきた菓子パンを食べました。おいしかった。押すと写真が出ます。

よく整備された能登島の道路。

 能登島の道は、全般的に、とてもよく整備されていました。車の通りも、道を歩く人も、比較的少ないように感じました。能登島の面積は約46平方キロメートルで、人口は約3300人。これに比べて、東京都練馬区の面積は、能登島とほぼ同じの約48平方キロメートルにも関わらず、人口は能登島の約203倍の約67万2000人にもなります。

 1平方キロメートルあたりの人口は、能登島が約71人なのに対し、練馬区は同約1万4000人。1人あたりの面積は、能登島が約1万4000平方メートルあるのに対し、練馬区は、たったの約71平方メートルしかありません。人口密度を考えれば、人や車の数が少ないのも、なんだか、うなづけます。その分、自転車では、のんびり、気楽に走ることができて、とても快適です。能登島は、自転車天国だと思いました。

能登島の先端に向かう。

 ◆能登島は、数十メートル程度の丘陵地帯が中心で、高い山はありません。民家は、島全体に広がっているというよりは、数か所に集中しているという印象を受けました。この写真は、のとじま臨海公園の近くにある集落を写したものです。島の広さの割には、民家が密集しているようですが、ひょっとして、これぜんぶ、ひとつの家族・親戚の家だったりして?押すと写真が出ます。

 ◆わたしは、能登島の先端に位置する「多浦鼻」(たうらばな)を目指しました。この写真は、多浦鼻につづく道です。先端に近づくにつれ、だんだん道が細くなっていきます。押すと写真が出ます。

 ◆能登島は、人口が少ないためか、田畑の面積も、それほど広くないように感じました。この写真は、能登島で黄金色の稲穂をたれる田圃の写真です。押すと写真が出ます。


能登島の先端まで行く。(◆の段落か写真をクリックすると拡大写真が見られます)
能登島の先端に来る。

 ◆ツインブリッジをわたってから20キロほど走ると、能登島の先端に位置する「多浦鼻」付近に着きました。お昼を過ぎてから、徐々に海からの風が強くなってきたこともあり、このあたりの海岸には白波が打ち寄せています。夏は、海水浴場として使える砂浜ですが、シーズンオフの今は、たくさんの漂流物(不法投棄=ゴミ)が、海から運ばれていました。押すと写真が出ます。

 ◆多浦鼻の海岸にて。海の水は、午後の太陽の光に照らされて、エメラルド色をしています。わたしは、砂浜まで足を踏み入れてみました。押すと写真が出ます。

 ◆青い空、青い海、白い雲、白い砂浜−−。漂流物(不法投棄)さえなければ、最高に美しい自然環境です。能登島の、このような美しい観光資源を、うまく地場の振興に結びつけられたらいいと思います。海からの風にあおられながらも、抜けるような青空に、両手を伸ばしてみました。押すと写真が出ます。

お宿での夕食。

 帰りは、能登島のほぼ中央部を通って、ツインブリッジまで戻りました。来るときに通った能登島の海岸線は、左右に蛇行しているうえ、起伏も多いので、どうしても時間がかかります。そこで、島の中央部の道を走ってみることにしました。起伏があるのは仕方ありませんが、海岸線よりも、蛇行の幅が少なく、結果的に、早く移動できたように思いました。

 「なかじまロマン峠」まで来たときは、もう夕方の4時近くになっていました。この時間からでは、来るときに通った林道を走っては、とても日没までにお宿に戻れません。わたしは、仕方なく国道246号線を走ることにしました。案の定、道幅が狭いうえに、路肩の舗装が荒れて走りにくいだけでなく、大型トラック、ダンプカー、幅寄せしてくるマイカーなど、厳しい走行条件となりました。

 無事にお宿に着いたのは、夕方6時過ぎでした。国道の道は荒れていたものの、起伏が少ないため、時間を節約できる利点があります。もっとも、「トラックやダンプに追われる気分で、休憩も写真も撮らず、必死に走り続けるから」という要素もありますが…(笑)。お宿に着いてから、すぐにお風呂に入り、夕食をいただきました。明日は、漆器で有名な輪島市へのツーリングです。

 次は、「穴水から漆器の町・輪島へ行く」に続きます。ここをクリック!



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