潮来・佐原水郷地帯と霞ヶ浦南側湖畔を行く。
〜筑波・霞ヶ浦の約180キロを走る《その3》〜

美しい水郷筑波国定公園。(◆の段落をクリックすると写真が見られます)
水郷地帯の水路

◆「筑波・霞ヶ浦の約180キロを走る《その2》」では、霞ヶ浦北側の湖畔を走りました。このページでは、茨城県で唯一の国定公園「水郷筑波国定公園」を中心に紹介します。霞ヶ浦と利根川に挟まれた地帯は、数多くの川や水路があります。この写真は「加藤洲十二橋」と呼ばれるところの水路と観光船です。押すと写真が出ます。

◆ここの水郷地帯は、広義には利根川下流域の湿地帯を指しますが、中心となるところは、利根川と霞ヶ浦、北浦(霞ヶ浦の隣にある湖)に挟まれた地帯を指すことが多いようです。写真は、霞ヶ浦から利根川に流れ込む「常陸利根川」を背景に撮ったものです。押すと写真が出ます。

◆同じ常陸利根川の写真です。右手に見える水門が、「加藤洲十二橋」(水路に橋が数多くあることから、このように名前がついたと聞きました)の入り口です。この水門は、二重構造になっています。理由は、水路と常陸利根川の水位が違うからで、この違いを船がうまく乗り越えられるようにするための仕組みです。ちょうど潜水艦や宇宙船の二重ハッチのような仕組みになっています。押すと写真が出ます。

◆大きな水門を望む。押すと写真が出ます。

◆水郷の脇にあった「タッチヤング運動」の看板。少年の非行を防止するために、彼らとの交流を深めて、非行を未然に防ごうという主旨のようです。タッチヤング運動−−。わたしがヤングだったときも、こうやって、大人たちにタッチされていたんだろうな。でも、いざ、大人になってみると、どうやって、今のヤングたちにタッチすればいいのか、さっぱり分からない。(爆)押すと写真が出ます。

至るところに水路がある。(◆の段落をクリックすると写真が見られます)
菜の花と水郷

◆利根川が運んできた肥沃な大地と、豊富な水源に恵まれた水郷地帯の典型的な風景です。このときは、まだ3月だったので、畑は土色をしていますが、もう少したてば、あたり一面、緑に覆われるんだろうな。押すと写真が出ます。

◆この細い水路は、観光客が乗れる小さな船が通ります。何千円かで、この水路をひとまわりできると聞きました。地元のおばさんが、ボートに乗せて、いろいろ観光案内してくれます。押すと写真が出ます。

◆狭い水路を走る観光船。押すと写真が出ます。

◆この水路は、映画「うなぎ」(今村昌平監督、役所広司、清水美砂、他出演)の撮影の舞台になったそうです。わたしも「うなぎ」を観ました。役所広司の演技力に感動しました。向こうに見える橋は、不確かですが、清水美砂が橋の上から役所広司にお弁当を紐で吊り下げて渡そうとするシーンの舞台だったような気がします。押すと写真が出ます。

◆水路の橋。押すと写真が出ます。

◆どこまでも続くような道。このあたりは、広々とした平野が、どこまでも続いているような印象を受けます。水路が多いので、橋がないと、ぐるっと大回りしなきゃならないという地形ではありますが、この写真のように、まっすぐ農道が続いている場所も、数多くあります。押すと写真が出ます。


霞ヶ浦の南側を走る。(◆の段落をクリックすると写真が見られます)
常陸利根川を望む

◆このページの最初の部分にある地図の通り、霞ヶ浦の南側湖畔を走り、土浦市まで走りました。まずは、朝食の風景から。霞ヶ浦湖畔には、小さな牧場がありました。わたしはパンを食べて、牛さんたちは、草を食べていました。押すと写真が出ます。

◆牛さんたちといっしょに記念撮影。押すと写真が出ます。

◆牧場の全体写真。押すと写真が出ます。

◆霞ヶ浦南側の湖畔は、広大な農地が広がっています。写真は、まっすぐ伸びる農道でのものです。農道の両脇は、北海道を連想させるような広い農地です。そういっても、わたし、まだ北海道、行ったことないんだけどね。(笑)押すと写真が出ます。

◆広々とした農地〜その1〜押すと写真が出ます。

◆広々とした農地〜その2〜押すと写真が出ます。

◆午後にも休憩しました。この田圃には、もうすぐ水が張られ、田植えが始まるんだろうな。写真では分からないですが、このあたりには、たくさんのツクシが生えていました。ツクシに囲まれながら休憩するなんて、ずっと昔の子供の頃を思い出します。死んだ田舎のおばあちゃんの家に遊びに行ったとき、おばあちゃんが、よくわたしといっしょに「ツクシとり」をしてくれました。押すと写真が出ます。

これまでにない思い出。(◆の段落をクリックすると写真が見られます)
建設中の霞ヶ浦自転車道

茨城県を自転車で走ったのは、わたしにとって、これが初めてです。これまでも、神奈川県の丹沢湖や、伊豆諸島の大島など、いろいろなところを走ったけど、茨城県は、ある意味で特別でした。今回は3日ほど休みを取って走りましたが、このあいだ、およそ10人くらいの地元の方々に声をかけられたんです。

たとえば、「りんりん道路」で、廃線跡のホームで休んでいたら、知らないおじちゃんに「自転車で来たのか」と声をかけられました。別のところで休憩していたら「どこから来たの」と聞かれました。

また、霞ヶ浦湖畔を走っていたら、道路で車に轢(ひ)かれた動物の死骸らしきものを見ました。自転車で走っていたので、どんな動物か分からなかった。わたしが「いまの、リス?」と、併走するクラブの仲間に聞くと、「いやぁ、タヌキだろう」という返事。これをたまたま聞いた農家の奥さんが、「ネコだよっ!」と声をかけてきた。びっくりした。

だって、自転車で走っている人たちの会話に、割って入るなんて、よほどの動機とタイミングがないと無理でしょう。自転車って、けっこう早い速度で走っているし。その“走る会話”に、的確なアドバイスを投げかける農家の奥さんの“合いの手”のタイミングは、すごい。

民宿しをみ食堂の女将さんには、いろいろ地元の話を聞かせていただきました。とても勉強になりました。通りがかりの人もそうだけど、民宿の人でも、観光客に話しかけることは、わたしの経験では、これまであまりなかった。伊豆諸島の八丈島に行ったときでも、話しかけてくれた人は、波浮港を望む峠の売店のおじさんだけでした。このおじさんは、自転車は喉が渇くだろうと、裏庭にある冷たい井戸水を分けてくれました。

なにか、きっかけがあれば、どこの人でも、みな親切にしてくれるのだけど、今回の旅行では、とくに“きっかけがなくても”、いろいろ話しかけてくれました。うれしかった。たまに、ちょっとだけ方言がきつくて、聞き取れないこともあったけど…。(笑)

1日で100キロ走破!。(◆の段落をクリックすると写真が見られます)

◆民宿しをみ旅館を出発し、潮来を経て、霞ヶ浦南側の湖畔を走り、土浦駅まで到着するまで、地図上で計測した距離は、約60キロでした。でも、実際走った距離は、この写真のように“100.3キロ”でした。わたしの自転車生活のなかで、1日で100キロも走ったのは、これが初めてです。なんだか、寄り道が多かったからなぁ〜。(笑)押すと写真が出ます。

【この日の走行記録】
民宿しをみ旅館(麻生町)を出発し、潮来を経て、
霞ヶ浦南側の湖畔を走り、土浦駅までの走行距離。
走行距離 100.30キロ ← 1日100キロ突破
走行時間 7時間5分(休憩時間を含まず)
活動時間 約12時間(休憩時間を含む)
平均速度 14.1キロ
最高速度 31.9キロ

この日、昨年(02年10月)にチャリナビを買ってからの累計距離が1000キロを超えました。他に比較対象がないから分からないけど、もちろん、わたしにとって、わずか6か月で、東京と大阪を往復してしまうような距離を、自転車で走ったのは、初めての経験です!

今回の「筑波・霞ヶ浦の約180キロを走る」は、3ページにわたって、紹介させていただきました。長い文章と、たくさんの写真を、見ていただき、ありがとうございました。ご参考になれば幸いです。 おわり。



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