| 宿毛南部に位置する美しい漁村巡り〜第3編〜 |
| 四国足摺宇和海国立公園・自転車の旅。【全5編】 |
| 2日目も元気に出発!(◆の段落をクリックすると写真が見られます) |
四国・宿毛(すくも)旅行の第2日目は、宿毛の南部に位置する「柏島」(かしわじま)を目指しました。まずは、宿毛と柏島を地図で示しました。以下の地図をクリックすると大きくして見られます。
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| 地図をクリックすると拡大します |
柏島に行くには、小型乗用車ですら擦れ違えない、細くて険しい林道風の県道を抜けなければなりません。この県道には、たまに、路線バスが走るため、わたしの自転車でも擦れ違うのがたいへんなくらいです。車の運転に自信のない人は、ぜったいに立ち入れません。対向車と擦れ違うとき、下手にバックして、道を譲ると崖に脱輪させてしまいます。(笑)
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| お宿の前で準備運動 |
泊まらせていただいたお宿は、宿毛湾と、その先の太平洋が一望できる小高い丘の上にあります。この日も、起きるとすぐに窓を開けて、眩しいほどに美しいオーシャンビューを満喫しました。お宿の前にて。
宿毛湾には、漁船の他に米国の湾岸警備隊に相当するジャパンコーストガード(海上保安庁)の巡視船が一隻停泊しています。この巡視船は、わたしの滞在した5日間、すべてずっと湾内に停泊したままのような印象を受けましたが、ひょっとすると早朝や夜間に、沖に出て警備に当たっているのかも知れません。
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| ジャパンコーストガード |
漁村に足を踏み入れると、「海のもしもは118番」という看板がよく目につきます。それから、「密航・密輸・密漁・不審船などを見かけた方は118番へ」という主旨の看板もありました。こうした通報を受けたときに、宿毛湾の巡視船が出動するのだと思います。
名称:PS09あらせ
総トン数:197トン
主要寸法:全長46.0、巾7.5、高さ4.0メートル
航行区域:近海
| 柏島方面へ南下(◆の段落をクリックすると写真が見られます) |
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| 県道357号線沿いの漁村 |
朝食をたくさんいただいて、オーシャンビューを楽しんでいたら、もう朝8時近くになってしまいました。急いで支度をして出発です。まずは、宿毛から海岸線沿いに柏島方面へ南下しました。柏島に行くには、(1)海岸線沿いの県道357号線で行くのと、(2)国道321号線から県道43号線に折れる道と、2つの方法があります。
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| 漁村を望む |
ただ、実際に走ってみて、ちょっと“計算違い”だったこともありました。今回、わたしが現地で使った地図は、10万分の1の尺度です。この地図で見る限りでは、海岸線沿いの県道357号線は、比較的起伏の少ない道のように見えました。でも、実際は、細かな起伏が数多くあり、予想以上に体力を消耗する道だったのです。
10万分の1の地図は、比較的縮尺の度合いが高く、大まかな内容しか載っていません。土地の高さを表す等高線も、だいたい100メートル単位です。このため、100メートル以内の起伏だと、地図上では表現されていないことになります。たとえば、極端な話し、99メートルの丘を10個越えなければならない道でも、等高線が100メートル単位で書かれていると、表面的には「平らな道」と見えてしまいます。
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| 泊浦に着いたわたし |
さらに、道が上下にうねっているだけでなく、左右にも大きく振れ、ちょうど腸の中を食べ物が通るように、ぐねぐねと蛇行していました。走行(移動)する距離は長いのにもかかわらず、直線距離で測ると一向に距離が伸びません。同じような場所を回っている感じで、予想以上に時間を消費しました。車もほとんど通らず、筋力トレーニングには、絶好の場所なんですが、体力と時間の制約のことを考えて、復路は、より平坦で直線的な国道を通って帰りました。
| あともう一息で柏島(◆の段落をクリックすると写真が見られます) |
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| 柏島周辺の詳細図 |
柏島に続く県道43号線は、頭集から数キロは片側一車線のよい道が続くのですが、すぐに山道に入ります。中小の突起を繰り返しながら、全体的には柏島に向かって、ひとつの大きな峠を越すイメージです。山道は木々が生い茂り、薄暗いほどです。この地帯は野生の猿が多く生息しているとのことです。
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| 柏島を背景に。 |
| 山あり、海あり、車なし(◆の段落をクリックすると写真が見られます) |
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| 柏島の集落にて。 |
◆「山あり、海あり、車なし」−−。観光地ではないので、車の数が少なく、自転車でとても走り応えがあります。宿毛からの距離も申し分ありません。柏島から宿毛方面を望む。
柏島からの帰り道は、頭集まで県道43号線で戻り、そのまま国道との合流地点である大月まで行きました(先述の地図参照)。大月からは国道321号線で、宿毛まで走りました。
柏島から大月までは、起伏が続くものの、大月から宿毛までは、おおむね、なだらかな長い下り坂です。わたしは、思い切りペダルを漕いで、国道321号線を時速約30キロで走りました。1時間ほどで宿毛湾に着きました。往路の起伏の激しい海側の県道357号を走ったのと比べ、同じ直線距離でも、復路の国道では約3分の1の時間しかかかりませんでした。
◆写真は、宿毛市内を流れる松田川の対岸から、宿毛湾の方面を撮ったものです。正面に見える島が大島と片島です。ここから松田川にかかる橋を渡り、お宿のある宿毛湾に帰りました。
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| 夕日の宿毛湾。 |
第4編、「深浦漁港を経て、西海町の青い珊瑚礁の海を見る」へ続く。ここをクリックすると、第4編にリンクします。