| あたり一面に立ち込める霧!(◆の段落か写真をクリックすると拡大写真が見られます) |
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| 民宿しをみ食堂での朝食。手に持っているのは卵焼きです。他にも、ハムや納豆、おみそ汁などをいただきました。 |
翌日、朝起きたら、窓の外が真っ白でした。天気予報は晴れ。昨日と同じように、いい天気かと思ったのですが、青空どころか、30メートル先も見えませんでした。霞ヶ浦の近くにある成田空港では、よく霧がかかり、飛行機の操縦士の視界を遮るという話しを聞いたことがあります。もし、こんな濃い霧が空港にかかったら、着陸する操縦士は、さぞ緊張するだろうなぁ、と思いました。
◆泊まらせていただいた民宿しをみ食堂の2階の窓から霞ヶ浦を望みましたが、霧が立ちこめて、霞ヶ浦は見えませんでした。晴れていたら、霞ヶ浦がよく見えるハズです。
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| 自転車で走ったコースです。地図をクリックすると拡大します。 |
わたしは、民宿しをみ食堂をあとにして、霞ヶ浦湖畔を利根川方面に向けて走り始めました。霞ヶ浦の北側は、現在、自転車道の建設工事が進んでいますが、今は、まだ、一部しか開通していません。
幸い、観光地で有名な潮来(いたこ)と、民宿しをみ食堂のあいだの5キロほどは、すでに自転車道が開通しており、すいすいと自転車を進めることができます。
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| 霞ヶ浦湖畔の自転車道(サイクリングコース)です。濃霧でカメラのフラッシュが反射して、背景が光って見えます。 |
霞ヶ浦の近くには、成田空港の他に、航空自衛隊の百里基地(ひゃくりきち=滑走路2700メートル×1本)や、海上自衛隊の下総航空基地(しもうさきち=同2250メートル×1本)、大利根飛行場(同600メートル×1本)などの飛行場があります。
目の前は白い壁という視界約30メートルの状況下では、時速20〜30キロの自転車でも、運転するのが怖いのに、時速300キロで離陸する高速ジェット機などは、きっと、もっと視界が悪いのだろうなと思いました。
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| 霞ヶ浦に白鳥が何羽かいました。冬になるとシベリアなどから霞ヶ浦に渡ってくるそうですが、地元の人の話だと、夏場でも白鳥を見ることができるそうです。ほんとうなのか? |
時速30キロ(同3万メートル)で30メートル移動するには、3.6秒かかりますが、時速300キロ(同30万メートル)で30メートル移動するには、わずか0.36秒しかかかりません。1秒にも満たない時間で、白い霧の壁に突っ込むとなれば、視界はほとんどないも同じですね。
昨日は、天気がよかったため、海上自衛隊の下総基地から飛び立ったと思われる哨戒機か輸送機のような“ずんぐり体型”の飛行機が、印旛沼の上を低空で何度も何度も周回しているのが見えました。
下総基地は、教育目的の教育航空隊が中心の基地であるため、たぶん、低空で周回する訓練、または、滑走路に接地して、すぐに離陸する「タッチアンドゴー」の離着陸訓練をしていたのだと思います。きょうのような濃霧では、さすがに訓練できないでしょうね。
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| 白鳥を観察していたら、空が明るくなり、霧が少し晴れてきました。弱々しいですが、陽光が差し込んでくると、少し暖かく感じました。 |
ちなみに、百里基地は第一線で活躍する主に戦闘機の基地で、大利根飛行場(利根川河川敷にあります)は民間のセスナ機などが利用しているようです。他にも、霞ヶ浦の近くには、瀧ケ崎飛行場や、霞ヶ浦飛行場(陸上自衛隊)などがあります。飛行場が多いのは、利根川領域の平野の広さを表していると思います。
| あたり一面にコスモスの花が咲く。(◆の段落か写真をクリックすると拡大写真が見られます) |
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| コスモス畑がありました。誰でも自由に摘み取っていい、観光農園として運営されていました。 |
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| 女の子なら誰でも一度はやってみたいこのポーズ。 |
自転車でなければ、わたしもコスモスを摘んで帰りたかったのですが、残念でした。これから、半日自転車を漕ぐわたしは、たとえ100グラムでも荷物を軽くしなければならず、生花を運搬する余裕はありません(涙) コスモス畑には、子連れやアベックが多く訪れ、楽しそうにコスモスを摘んでいました。
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| 映画『うなぎ』の舞台となった与田浦周辺の地図。 |
コスモス畑をあとにしたわたしは、常陸(ひたち)利根川を渡り、佐原市の水郷地帯を走りました。この水郷地帯は、利根川と常陸利根川の中間に位置しており、映画『うなぎ』(今村昌平監督=97年カンヌ映画祭グランプリ受賞)の撮影地としても有名です。左の地図に、与田浦周辺の位置関係を示しました。
この水郷の中心は、与田浦(よたうら)と呼ばれる沼です。与田浦を囲む道は、マイカーやトラックの交通量が少なく、たまに地元の方か、釣り客のマイカーが通るくらいです。わたしは、与田浦沿いにJR鹿島線にぶつかるところまで走り、そこから鹿島線沿いに南下して利根川の自転車道まで出ました。
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| JR鹿島線を走る貨物列車と。コスモスの花粉に反応してか、くしゃみが止まらなくなる。 |
| 利根川牧場(通称)をゆく。(◆の段落か写真をクリックすると拡大写真が見られます) |
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あるいは、利根川が広すぎて、多摩川や荒川と、同じ数だけのライダーが走っていても、分散してしまい、出会う頻度が少なくなっているだけなのかも知れません。ただ、利根川で気を付けなければならないのは、途中で、舗装路が途切れてしまう点です。茨城県側と千葉県側で、場所によって、舗装してあったり、していなかったりとバラツキがあります。
わたしは、JR鹿島線の鉄橋から長豊橋までは茨城県側を走り、長豊橋から栄橋までは千葉県側を走りました。そのあと、栄橋から再び茨城県側に渡り、JR取手駅まで走りました。途中、神崎大橋から常総大橋までの茨城県側の自転車道は未舗装であったため、堤防から降りて、農家が並ぶ農道を走りました。都合のいいことに、未舗装の区間は、舗装された農道が平行して走っていたため、堤防沿いに走る危険な県道11号線(交通量が多く、歩道がない)を走らずに済みました。 利根川走郎さんが制作しておられる「利根川サイクリングロード」( http://www1.plala.or.jp/tone_cr/ )によれば、JR鹿島線鉄橋からJR取手駅までの区間で、このルートが、いちばん舗装路の比率が多いとのことです。 |
| 無事に走り終える。(◆の段落か写真をクリックすると拡大写真が見られます) |
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| コンビニで会った猫。 |
試しに、猫に菓子パンを、ひとかけらやってみましたが、やはり食べませんでした。わたしは、やった菓子パンを回収して、コンビニのごみ箱に捨てました。猫は、コンビニのごみ箱のところまでついてきましたが、その後、他に、もっとおいしそうなアメリカンドックを手に持っているコンビニ客のところに、行ってしまいました。わたしは、JR取手駅をめざして、ふたたび利根川自転車道を走り始めました。
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| メインテナンスも忘れずに。 |
利根川流域は、ほんとうに広いです。自転車で何十キロ走っても、まだまだ平野が、ずっと続きます。クルマで混み合った市街地では難しい、のびのびとした走りを体験したいときは、この広大な利根川流域が絶好の自転車フィールドになります。都内から電車ですぐに行ける近郊にありますし、ぜひ、また足を運んでみたいと思っています。
太陽の光をたっぷり浴びたため、帰ってからのメインテナンスも忘れずにしました。うちの子が、わたしのメインテナンスを、珍しそうに見に来ました。(笑)【利根川デルタ・水郷特集:おわり】